大切なのは「顔立ち」ではなく「顔つき」


笑顔は、最強のビジネススキルです。

 

言葉を尽くす以上に、「私はあなたに心を開いています」という気持ちを、早く確実に相手に伝えられるからです。

 

人は、誰でも自分のことを大切に受け止めてほしいという承認欲求があります。お客様ならなお「大切にしてもらって当たり前」と思っています。一番優しく受け止めてくれそうな人に無意識に好感を持ち、声をかけます。

 

あなたの職場に数人のスタッフがいても、お客様から声をかけられやすい人は大体決まっていませんか?

 

声をかけられやすい人は、微笑みを絶やさず、作業をしながらも周りに注意を払い、お客様の目線の先を観察できている人です。
お客様と目があった瞬間に挨拶できる人です。

 

美形の方は、特に注意が必要です。顔立ちがあまりにも整っている人は、近寄り難く、冷たい印象を与えかねない場合もあります。素の表情も笑顔に見えるか、温かい印象を放てているか確認してください。機嫌が悪そうに見えるようなら、笑顔に見える表情を練習して、日々意識なさってください。

 

私の研修では「こめかみ笑顔」と名付けて、微笑みをキープするコツも練習しています。

接客においては「顔立ち」より「顔つき」が大事なのです。